concept
コンセプト
ニッポンを、可笑しくしたい。
それって、おかしいですか。
趣がある。興味深い。面白い。素晴らしい。美しい。愛らしい。魅力的。
じつは、もともと「可笑しい」には、このような意味があるのです。
「いとをかし」
この言葉で歌が表現された平安時代はきっと、
すてきなモノや感性であふれていたのだろうと想像します。
現代はどうでしょうか。
可笑しいことを避けて、突出をさけて、なんだかつまらなくなってしまったニッポン。
いま、ニッポンは未来を思い描ける国となっているのか。
10 年後、20 年後、いまのこどもたちに未来を託せる状態なのか。
AI やビックデータの成熟、SNS やテクノロジーのさらなる普及、
大きな時代の変革期に、人は何を確かなものとして生きていけばいいのか。
あらゆるモヤモヤの答えを出せずに、停滞した空気の中、
私たちはただ今を、毎日を、ひたすらに生きている。
もっとワクワクすること。もっと楽しいこと。面白いこと。
単純にハッピーなこと。カッコいいこと。一生懸命なこと。
この国には、そんなことが足りていない気がする。
だから、いま、可笑しいことが必要だ。
「笑う」が「可能」と当てて、「可笑しい」。
可笑しいは、素晴らしいと思う。
そんな可笑しいこと、
笑顔になれるヒトやモノやコトがこの世の中に少しでも増えるように。
明日を見つめるその眼差しが少しでも明るくなるように。
私たちは手と頭を動かしたいと思うのです。
私たち自身がまず目の前のことを可笑しがりながら。
ブランディングというのは、そのものが持っている個性を際だたせ、輝かせる作業です。
そのためにはまず、それが何者であるのかを問いただし、そして世の中にどう発信していくのかを考えること。
私たちは、コンセプトを大事に、たった1行の言葉から始めていきたいと思います。
たった1行のコンセプトはいわばブランドの設計図、DNA情報でもあります。
DNAがきちんと定まれば、
いくら細胞分裂を繰り返しても、子孫が反映しても、そのDNAはきちんと生きて、脈々と受け継がれていきます。
コンセプトという、ブランドの設計図がカチッと決まれば、
そのブランドの歩みは100m先も、1㎞先も、1000㎞先も大きくずれることはありません。
100年先もずっとです。
だから、私たちはその核の部分を大事に、一文字を大事にコンセプトをつくり出します。
これは、コピーライターから端を発したブランディングとクリエイティブの会社だからこそ。
考え尽くされ、徹底的に練りあげられたコンセプトの力は偉大です。
社内をひとつにまとめ、その商品を輝かせ、顧客を熱狂的ファンにし、世の中を変える力をもっています。
1行から始まるコンセプト、短いけれどその言葉は何よりもパワーを持ち、すべてを変える魔法になるのです。
だから、私たちはコンセプトから始めるブランディングにこだわります。
ブランドの設計図をたくさんの魅力ある企業に手渡し、
そして、旅立ったブランドたちが日本を素敵に輝かせてくれることを私たちは夢見ているのです。
ブランディングってなんだか難しくないでしょうか。
そして大変そうじゃないでしょうか。
でも、ブランディングというのは、単純にその商品をその商品らしく輝かせること。
そして、愛してもらえるようにすること。
例えば同じような機能の商品でも一方の商品はものすごく売れて、一方の商品は売れていない。
なんてこともよくあります。
でも、見方を変えれば、物事は180度変わる。
それがブランディングでもあり、クリエイティブでもあります。
まず、私たちは難しくてとっかかりにくい「ブランディング」の見方を変えて、
ブランディング自体をもっと手軽に多くの方に活用してもらいたいと考えました。
あなたと、まずは一歩を。
小さくても、ささやかでも、そこに思いがあれば、ブランディングはできます。
誰でも、いつでも、どこでも、始めることができます。
私たちがめざすのは、日本一身近なブランディング。
提唱しているのは、ブランドのDNA情報となるコンセプトを軸に、
まずは取りかかれるところから始めてみるというスタイルです。
小さく始める“日本一身近なブランディング”を、あなたも始めてみませんか。
あなたのここからを、ココカラは全力でサポートしていきたいと考えています。